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ドン・ウィルソン (ギタリスト) : ミニ英和和英辞書
ドン・ウィルソン (ギタリスト)
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ドン・ウィルソン (ギタリスト) : ウィキペディア日本語版
ドン・ウィルソン (ギタリスト)

ドナルド・リー“ドン”・ウィルソンDonald Lee "Don" Wilson, 1933年2月10日 - )は、アメリカ合衆国のギタリストワシントン州タコマ出身。ザ・ベンチャーズのオリジナルメンバーでリズムギター担当。
==略歴==
最初に手にした楽器はティップルという10弦の楽器で、その後トミー・ドーシーに憧れてトロンボーンのレッスンを受ける。やがてティップルからギターに持ち替え、高校時代にレスリングの選手としてステートチャンピオンを目指す。高校卒業後は片手間仕事を務めた後に陸軍に入隊、マーチングバンドのメンバーとしてトロンボーンを担当する。除隊後は中古車のセールスマンや建築現場の仕事をしながらギターの練習を重ねる。
1959年、当時勤務していた中古車ディーラーにたまたま訪れたボブ・ボーグルと出会い、たまたまリアシートに載せてあったギターケースを見つけたことから、音楽の話で二人は意気投合し、ボブの口利きによってボブの勤める建設会社に転職、そして夜はさまざまなパーティーやクラブなどで演奏するようになった(当時のレパートリーはレス・ポールチェット・アトキンスなどをアレンジした物)。そしてドンの母親ジョシーの助力を得て、プライベートレーベル(現在で言うところの「インディーズ」) BlueHorizon を立ち上げる。結成当時は Versatones(ヴァーサトーンズ)を名乗っていたが、後にジョシーのアイデアにより、The Ventures(ザ・ベンチャーズ)と改名。以後グループのメンバーとして、数々のヒット曲を生み出す。
ステージの上ではおどけて見せたり、コミカルなシーンを演出するなど、ショーマンシップ溢れるエンターテイナーである。インタビューの場に於いてもウィットに富んだジョークを飛ばすなど、常にその場を和ませるバンドのムードメイカーでもある。
近年はパソコンに熱中していて、ネットサーフィンを楽しんでいるという。また大の居酒屋ファン。
高齢による体力の問題などから、2015年のジャパンツアーをもってツアーから引退、最後の来日となることを表明した(レコーディングなどでは今後も活動を継続する)。同年7月にスタートした日本ツアーで、後任としてベースを担当していたボブ・スポルディングがリズムギターにパート変更、ボブ・スポルディングの息子であるイアン・スポルディングがベーシストとして新たに加入する事が発表された。
2015年11月、彼の息子のティム・ウィルソン(ベンチャーズが使用するARIAのベンチャーズモデルの海外ブランドであるWilson Brothers Guitarsのディストリビューターを務めている)と共に、インディーズレーベルの「Northwest Green Records」を立ち上げた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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